結氷術師フリーレン』 杉本清次/山科(日向丘)様

レベル4〜 短編シナリオ(探索系)二人以上 PY

【 氷室に居座ったモンスターの退治依頼 】

夏! まずは天然の氷と魔法で生成した氷の事情などが面白くて、ふむふむ! となりました。リューン周辺地図や交易路など詳細で、世界の奥行きがあってステキです! 魔法で作った氷を保管している洞窟に住み着いたモンスターを退治に向かう一行。解説にあった「完全自動戦闘とカードによるマップ生成」は、今までと違った印象を受けました。カードによるマップ生成は他作者さんのシナリオでおなじみでしたが、自分たちの周辺のみしかオープンにならないところが違っていて、明かりが届かないところは真っ暗な洞窟探索感が強くてワクワクハラハラしました! 自動戦闘はアニメーションみたいで面白かったし、自動で始まって終わるのは楽でした。こんなことも出来るんだ、すごいなぁ。

ランドノースの不思議な依頼』 杉本清次/山科(日向丘)様

レベル2〜6 短編 男1人かつ老人以外(冒頭で選択可能)

【 北方より帰路の途中見かけた山小屋で、彼は不思議な依頼を受ける 】

んんん、不思議な依頼というから面白楽しい冒険を期待していたので、真逆だった落差でしんどかった…! 物語としてはとても良くて、途中はちょっと怖くて震えたし、最初にもらった護符を使うときは「ここだ!」と興奮したし、雪を踏む音や馬が駆ける音、背景の画像も場面を盛り上げてステキでした。昔話の狸に化かされる系の構成に似てるかな?

「この道の向こう側で」 杉本清次/山科(日向丘)様

レベル1〜10 男女6人 25分

【 会長さんから手紙を受け取ってるぞ 】

遠方の財閥の会長から晩餐会に招待された冒険者たち。定期便の馬車で乗り合わせた商人、冒険者、元奴隷の少女との数日の旅路。特に大きな事件が起こるでもなく、冒険者と少女の過去に触れ、再会を願った。

薄暗い定期便チケット販売所、魔物の襲撃とか気になるところも素通りだったけど、それがより「日常なんてこんなもんか」と感じさせてくれたのかな。

「親父と娘に連れられて」 杉本清次(日向丘)様

レベル1〜10 2人以上 10分

賑やかしのために一緒にエールハウスに行ってくれという、親父と娘からのお誘い。代金は親父持ちだというのだから断る理由もない。極上の酒に酔う人々、その中で異彩を放つのは酔いつぶれた父親を待っている少女だった。頼まれて彼女を家まで送ることになった冒険者たち。別れ際に聞いた言葉がほんの小さく心に棘を残し…。

会話がたくさんあって楽しく、お酒が飲みたくなりました。

犯人は冒険者』 杉本清次/山科(日向丘)様

レベル2〜5 短編 複数人

【 炭鉱に居座っている魔物の退治依頼 】

無事に依頼達成したと思ったら、村に戻る道すがらに村長の遺体が。息はあるかと何やかやしてるところを村人の娘に目撃され、あっという間に犯人扱いされてしまう。冒険者たちの証言と現状に食い違いがあり、リューン市警にも疑われ、あわやこのまま……と思ったら、名探偵の登場! 探偵に思い出しながら語っていく間の取り方とか好きだったな。NPCが冒険者たちを助けてくれるのもたまには良いものですね。