「追憶の父」 緒浅丸様
レベル1〜3
【 父親探しの協力者の募集 】
印象深いお話です。父を求めるユウィンの未熟な部分にウガァっとなりますが、当人としては仕方ないですよね…。
8年前から連絡が取れなくなった父、仕送りだけは続けてくれているのだけど、それももう必要がなくなったので、今までの感謝と母の死と自分の成長を伝えたくて父親探しを手伝ってくれる人を募集している若い依頼人。手がかりの街で聞き込んだところ、海に棲む怪物に無謀な挑戦をして命を落としたらしい。生き残って代わりに仕送りをしていた相棒だった男に詰め寄る依頼人。父の行方がわかったので依頼は完了したけどなんともすっきりしない。じゃあ、敵討ちに怪物を退治しようよ!と冒険者のひとりが言い出して…。
それぞれの心情を思うと複雑です。私はやりたいようにやって死んだのだから相棒に責任はないよと息子に言ってやりたい。でも自分が息子の立場だったら理解できるかなぁ…といろいろ考えちゃいますね。
(再プレイ)
追憶の父…ならぬ、追憶のユウィン少年。強く深く記憶の底に沈んでおりました。お話を進めていくたびに蘇る…名作だなぁと思います。
仕送りが続いているので生きてはいるはずの父を探し、海辺の街に訪れた一行。街の人に話を聞いていくとすぐに事実は判明したが、父はすでに亡くなり、その原因の一端でもあるかつての相棒が仕送りをしていたのだった。裏切り行為に憤る少年、無謀すぎた父、贖罪を続けていた相棒、漁師の親子、仇の大蛸。ユウィンのやりきれない、持て余す、理解はしても納得できない、爆発しそうな心情が熱かったです。
「ザ・バーゲン」 緒浅丸様
レベル1〜3
【 閉店のため山蛸屋の「最後の大安売り」に是非ご来店ください 】
「山蛸屋」が閉店セールをするという。何度か店に行ったことがある冒険者たちが店の様子を噂していると、カウロというコレクターが話しに入ってきて、護衛ついでに一緒に行くことになった。
カウロ(おっさん)のキャラとか表情が楽しかった。行きにダンジョンで行ってないところがあって、帰りにも寄れたら嬉しかったなー。
(再プレイ)
だんだん思い出して来ました、「SAI道士」は以前ももらった覚えがありますっ
閉店セールの貼り紙を見つけた冒険者たちの雑談に食いついてきた古物商をしているコレクターの男性。お店が遠いところにあり、けれど近道できるダンジョンを知っているので護衛を依頼されます。調査済みのダンジョンならではのあれこれや、依頼人の明るい性格もあって楽しい道中でした♪
「安眠窟」 大川健太郎様
レベル7〜10 30分
宿の親父に「寝不足だ」とぼやいた冒険者たち。冒険者のなんたるかを説教されて「安眠窟」という洞窟にある安眠グッズでも取ってこいと強引に勧められて。向かってみれば村の様子はおかしいし、謎の女の子もいるし。よくよく話を聞いてみれば、安眠窟に巣食う宗教団体の「快眠尊師」をなんとかしてくれ、という依頼を宿に出していたとか。親父が報酬をネコババするつもりだったことに気付いた冒険者たちは、安眠への欲求とともに立ち上がる。
触媒探しを面倒がったらお金のペナルティーが発生してちょっとショック(笑) 頭がいいんだか悪いんだかのお気楽冒険者像は好きでした。安眠グッズを作った魔女の話にしんみりとして宿に帰ったらば、真相を知ってずっこけました。でもイビキで呪文をとか好きだー。変なネーミングで笑いをとる系は合わないとなんともいえない空気になりますね…。
「シェケナ・ベイベ」 大場康弘様
レベル8〜10 6人 長編
【 脅迫状をよこしてきたギルド団の裏側の情報調査 】
えっと…、独特な感じでした…。
オープニングの親父と冒険者の狂った喧嘩から始まり…何故トマト投げたし…。調査部分は、長編ということで意気込んだら肩透かしを喰らいました。情報を得るために大金が必要で、賭け事で稼ぐのが面白かったです。お助けキャラ的なおっさんが…、彼は、結局なんだったんだろう。魔術師とか魔法陣とか死体とか…、どうしたんだっけ…? プレイ中に感じていた置いてけぼり感は、オチを考えると手のひらの上で転がされていたわけだから、とても納得でした。
『遺志のありか』 斧将軍様
レベル1〜2
【 謎めいたメッセージを遺して亡くなった実業家の未発見の遺書の調査依頼 】
探索よりは推理モノと気づいたときの緊張感といったら(苦手) ところが推理パートはアイテムカードになっている情報を使うもので、とても分かりやすかったし、動的だったし、楽しかったし(*´∀`) 間違った推理をしてもカキーンとなるので、残念な気持ちになるだけで、進展には問題がない親切設計でした。
家族内のあれこれ、隠し子疑惑、町の英雄、愛用の楽器と専門店、と盛りだくさん。ネーミングも好きでした(笑)
「石の棺」 おべ吉様
レベル1〜3
洞窟のコウモリを退治するだけの簡単な依頼、と思いきや! 洞窟の奥にある石の棺には吸血鬼が封印されているらしい。 神父に「触れてはいけません」と注意されていた冒険者たち。 その棺を前にして、言いつけに従うのか、好奇心が勝ってしまうのか。
マルチエンドで、言いつけ守ったほうに進みました。問題なくコウモリ退治を終えて村に帰り、もう遅いので村長宅に泊まっていくことに。すると夜中に突然起こされて…。
道具の使い方とか説明があったり、初心者さんにも優しいです。帰還後のやりとりも楽しかった。
「魔物の穴」 おべ吉様
レベル3〜5 3人以上 30分
村はずれの洞窟に棲みついた魔物退治の依頼。
警戒心が強すぎてなんとも…なエンドになってしまった…。
依頼を請けようと思ったら他の冒険者が請けるからと断られてしまった。でも1ヶ月経ってもまだ貼り紙が残されている。それはつまり、そういうことで、その冒険者のためにも自分たちが請けよう、と出発した冒険者たち。ところが妖魔退治はやけにあっさり終ってしまって、村長に食事をふるまってもらうことになったのだが…。
宝箱から出たものとか怪しげな会話から警戒しまくったら真相を闇に葬ってしまいました。いや、でも、騒ぎ立てないことによって有利な展開に持っていけたらと思ったんですよー。そしたら敵に敬遠されてしまいました。うーん、残念。
「初級冒険者訓練所」 おべ吉様
レベル1〜2 4人以上 15分
初級プレイヤーのためのチュートリアルシナリオ。こういったシナリオとかムービーとかが本体とパックされてるといいなぁ、と思いました。初めてCWを起動したとき、まず宿を作らなくちゃいけないことを知らなくて、そっと閉じるボタンを押したので…。当時はネットもやってなかったし、添付のヘルプを見る習慣もなくて、とにかく早く遊びたい! という気持ちが強かったので。上手く出来なかったときはとても落胆しました。
そしてこちらの訓練所、教官と訓練生といういい雰囲気でした。でも「早く遊びたい!」と思ってるプレイヤーにはちょっと文字量が多いかも…という感想。言うだけはただですけどね。シナリオをプレイできるだけでありがたいです。
「竜の卵を運べ」 オリーガ様
レベル8〜10 中編
いやぁ、すっごぉぉぉく、面白かったー! 最後まで「俺たちはやりたいようにしかやらないんだ」っていうのを通せたのが好みのど真ん中です。依頼を請けるまでの親父とのやりとり、請けた後の種明かし。ここでもう(・ω・)bって感じで。
村興しのために竜の卵が必要な依頼人、それを手伝う冒険者たち。村を発展させるためにそれを阻止しようとする赤毛の男、それを手伝う武器商人たち。様々な要素が上手く編まれている印象でした。最後の爆弾魔のセリフはなんだかズシンときました。そのせいで…というのか、そのおかげで…というのか、村人に感謝されても気持ちが浮かれなかったです。多分、褒めてます。すーんごく面白かったです!
『聖域といわれた森』 OKN様
1〜8レベル 調査シナリオ?
【 魔物がいないはずの聖域の森に現れた、凶暴な魔物を駆逐する腕の立つ冒険者募集 】
森の奥には隠された村があって、守り神とか遺跡荒らしとかあって…。遺跡に向かうのに「村の真ん中を突っ切る」コースで行ったのに、真っすぐ進んだら行き止まりだった。わりと額面通りに受け取ってしまう性格なので、騙された気分に…。戻ったりして遺跡に行こうと思ったんですが、けっこう広そうだったのでやる気がしょんぼりしてしまい、今回はF9でごめんなさいでした。
『水面下の鼓動』 OKN様
レベル2〜8
【 ボディーガード募集 】
劇場を焼くことができるようです。時間制限ありの推理っぽい探索、苦手なんだよねぇ……ということでF9してしまいました。以前プレイしたときも良くない結果になったような気がする。そして、ボディーガードという話だったのに「それじゃつまらないだろうから捕縛してね♪」って依頼人が言い出して、こちらの了承も取らずにお話が進んでいく…。そういう強引なキャラクターなのはいいんだけど、断る余地が欲しかった…! 自主的にお断りしたわけですが。でも華麗に解決できたら楽しかっただろうな、と思います。
『にわか雨の英雄』 oninohara様
1〜3レベル 4人↑ 短編
【 依頼主である貴族の邸に向かう途中、突然の雨に見舞われた冒険者達は… 】
思ってたのと全然違うし、すごく良く出来てるんだろうなーと感心するばかり。でも苦手なやつぅ…。
突然の大雨、雨具をとりに1人が宿に戻るのですが、泥だらけの冒険者は、朝から掃除を頑張った娘さんに見つかって怒られることを恐れてなんとか気づかれずに部屋に行こうと頑張ります。
親父さんか娘さんに雨具とってきてもらえないかなぁ、と思ったけど、怒られて終わりました…。なんとか頑張って達成できました。よかった〜。宿の見取り図に足跡がついたり、小さな顔アイコンで居場所が示さたりはとっても好きでした!